筋萎縮性側索硬化症はこんな病気
筋萎縮性側索硬化症は、中枢神経系に起こる変性疾患で、運動ニューロンが徐々に機能を失うことで筋肉が萎縮・硬化し、最終的には呼吸困難や飲食困難など生命維持に必要な機能が低下する病気です。
原因
現在の科学技術での原因は正確には特定されていませんが、一部の患者では遺伝的要素が関与していると考えられています。
また、環境因子や生活習慣等の影響も研究されています。
症状
初期症状としては、力が入らない、筋肉が動かしにくい、手足がふらつく、筋肉が小刻みに震えるなどがあります。
病状が進行すると、嚥下困難や話すのが困難になったり、呼吸困難が出ることもあります。
検査方法
筋電図検査やMRIなどを用いて神経や筋肉の機能を調査します。
また、血液検査で特定のバイオマーカーを探し出すこともあります。
診断方法
筋電図検査や神経伝導速度検査、体液検査などを行なった上で、他の病気を除外することで診断がつきます。
このため、全身の検査が必要となります。
治療方法
現在、根治療法はない一方で症状を和らげるための対症療法が行われます。
リルザールなどの薬物療法のほか、リハビリテーションや栄養指導、呼吸療法など幅広いアプローチが必要です。