高浸透圧高血糖症候群はこんな病気
高浸透圧高血糖症候群は、血糖値が非常に高くなることで体の細胞が脱水状態になり、それが原因で生じる一連の症状を指します。
血液中のグルコーズ(糖)濃度が高すぎると、体液が細胞から血液へと引きずり出されます。
これにより、細胞は脱水状態となり体全体も脱水状態に陥ります。
原因
高浸透圧高血糖症候群は主に糖尿病患者がインスリン治療を適切に行えない場合や病気、感染症、ストレス等により血糖値が急上昇することが原因となります。
症状
高浸透圧高血糖症候群の症状としては、口渇、頻尿、倦怠感、食欲不振、吐き気、腹痛、混乱、意識障害などがあげられますが症状は個々によります。
検査方法
血液検査により血糖値や電解質値を測定することで高浸透圧高血糖症候群を検査します。
また、尿検査によりケトン体の存在を確認することもあります。
診断方法
診断は主に症状と血液検査結果から行います。
血糖値が非常に高く、血中及び尿中にケトン体がほとんど認められない場合、高浸透圧高血糖症候群と診断されます。
治療方法
治療は主に脱水状態の改善と血糖値の管理に重点を置いています。
急性期には点滴による輸液とインスリン治療が行われます。