急性呼吸窮迫症候群(ARDS)はこんな病気
急性呼吸窮迫症候群(ARDS)とは肺の炎症反応が引き起こす重篤な病態で、肺血管と肺胞が損傷し、激しい肺水腫を起こすことによって重症の呼吸不全が発生します。
原因
その原因となる要素は多数あり、直接的な肺の損傷(肺炎、吸入傷など)や全身疾患(敗血症、薬物中毒など)などが含まれます。
症状
症状としては、急激な呼吸困難、胸痛、息切れ、心拍数の増加等が主に見られます。
病状が進行すると意識障害まで引き起こします。
検査方法
検査方法としては、胸部レントゲン、血液ガス分析等が行われます。
また、容疑がある場合は、循環動態モニタリングなども行われます。
診断方法
診断方法は、検査値と臨床症状に基づき診断が進められます。
血液ガス分析で低酸素血症が確認され、レントゲンで両側性の浸潤影となる画像所見が確認されれば、ARDSの診断に進むことになります。
治療方法
治療は主に患者の呼吸補助と、原因となる病態の治療になります。
呼吸補助としては人工呼吸器を利用し、具体的な疾患に対しては抗生物質などを使用します。