糖尿病ケトアシドーシスはこんな病気
糖尿病ケトアシドーシス(Diabetic Ketoacidosis)は、インスリンの不足により、血糖値が高まる一方、体細胞はエネルギー源として分解された脂肪から生じるケトン体を利用する状況になります。
このため、体内にケトン体が過剰となり、血液が酸性に傾くアシドーシス状態となり、重篤な病態になります。
原因
糖尿病ケトアシドーシスの主な原因はインスリンの絶対的なだけでなく相対的な不足でも起こります。
このような状態は、特に1型糖尿病の患者がインスリンを適切に投与していない場合や、病気やストレス、外傷などでインスリンの需要が増えた場合などに起こりやすいです。
症状
糖尿病ケトアシドーシスの典型的な症状は、極度の疲労感、嘔吐、頻尿、口渇、脱力感、呼吸障害、腹痛などです。
検査方法
糖尿病ケトアシドーシスの検査は、血液検査と尿検査により行われ、それぞれ血糖値とケトン体の濃度が測定されます。
かつては尿中のケトン体を測定することが主流でしたが、今日では血液中のケトン体を直接測定することが一般的となっています。
診断方法
糖尿病ケトアシドーシスは、血液ガス分析で低pH(酸osis)、高血糖(超glycemia)及び血中ケトン体の上昇を確認することで診断されます。
治療方法
糖尿病ケトアシドーシスの治療は、補液と、快適な血糖値を保つためのインスリン注射が基本となります。