化膿性脊椎炎・脊椎カリエスはこんな病気
化膿性脊椎炎または脊椎カリエスは脊椎の椎体に感染が起こり、それが脊骨を溶かす疾患です。
感染が進行すると、椎体が破壊され、神経が圧迫されて痛みを伴うことがあります。
さらに進行すると、脊柱が安定性を失い、脊椎の異常な湾曲や骨の骨折ために運動に影響を及ぼします。
原因
主な原因は抵抗力の低下した体に細菌や真菌が侵入、増殖することです。
特定の細菌が原因となることが多く、それらは身体の別の部位で感染症を起こしていたり、侵害した皮膚から侵入したりします。
症状
初期症状としては、慢性的な背痛や体温の上昇が見られます。
痛みは静かにしているときよりも動いているときに強くなる特徴があります。
進行すると、歩行障害や発熱、全身倦怠感などが見られるようになるかもしれません。
検査方法
画像診断(MRIやCT、X線)、血液検染(血液センチメーション速度、C反応性タンパク質などの検査)、穿刺検査などを行うことで診断します。
診断方法
症状や身体的な検査、血液検査の結果から疑われる場合、画像診断を行います。
特にMRIは感染の早期発見に有効です。
さらに、健康な部位と感染部位を比較することで、疾患の進行度を評価します。
治療方法
薬物療法としては、感染原因の菌に対する抗菌薬投与が中心になります。
また、患部の安静化を図り、痛みの軽減や感染の拡大防止が図られます。
重症の場合には、手術が必要になることもあります。