神経膠腫(グリオーマ)はこんな病気
神経膠腫は身体の神経組織に生じる腫瘍の一つで、主に中枢神経系の脳や脊髄に見られます。
神経細胞ではなく、それを支える神経膠細胞が異常に増殖して生じる病気で、良性の場合もあれば悪性の場合もあります。
悪性度はIからIVまで区分され、悪性度が高いほど重症で予後も悪くなります。
原因
具体的な原因ははっきりしておらず、紫外線障害、遺伝子変異、化学物質への暴露、脳への放射線照射といった可能性が研究されていますが、断定的な答えは得られていません。
発病する具体的なメカニズムも解明されていません。
症状
主な症状は頭痛、吐き気、嘔吐、手足の麻痺、視覚障害、意識障害、記憶障害、性格の変化などです。
どの症状が出るかは腫瘍の位置や大きさによります。
検査方法
MRIやCTなどの画像診断が一般的です。
また、腫瘍部位の細胞診或いは生検により正確な診断を行います。
更に精密な情報が必要な場合は、PETなどを用いて腫瘍の活動度を調べます。
診断方法
詳細な病歴と身体検査により初期診断を行い、MRIやCTなどの画像診断で腫瘍の存在と位置を確認します。
更に、生検により腫瘍の性質と悪性度を確定します。
治療方法
悪性度や患者の状態によりますが、手術による腫瘍摘出、放射線治療、化学療法などが行われます。
可能な限り腫瘍を取り除くことが第一の治療となります。