ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群はこんな病気
ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS)は、特定の種類の黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)が原因で、大部分の皮膚が熱傷のように剥離するという非常に特異的な、しかし一般的ではない感染症です。
この病気は特に新生児と小児に影響を及ぼすことが多く、成人では比較的稀です。
原因
SSSSは、一部の黄色ブドウ球菌が産生するエクスフォリアチン(剥離毒素)と呼ばれる毒素によるもので、主に直接触れたり、または空気中の細菌を吸引して感染します。
症状
症状は、発熱と頭痛、体のだるさや吐き気などの全身症状の初期段階から始まり、その後、肌が赤く腫れ、小さな水疱が現れ、皮膚が大きな範囲で剥がれ落ちます。
検査方法
皮膚から取ったサンプルや血からブドウ球菌の存在を確認する細菌培養やPCR検査、毒素の検出などが可能です。
また、ペナシリンやセフェムなどの抗生物質感受性テストも行われます。
診断方法
診断は、症状から推測され、細菌培養やPCR検査などの実験室のテストで確認されます。
皮膚の標本の顕微鏡検査も行われることがあります。
治療方法
治療は、感染源の除去(例えば、カテーテルの交換など)と抗生物質の使用に重点が置かれます。
パクロマイシンやクロラムフェニコールなどの薬が使用されることがあります。