シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)はこんな病気
シンスプリントとは、長期的な運動による脛骨への過度なストレスにより引き起こされる脛骨やその周辺の筋肉への過度なストレスが及び、慢性的な痛みとなって現れる病症のことを指します。
正式な医学用語は脛骨過労性骨膜炎といい、ランナーやジャンプを多く行うアスリートなどに頻発します。
原因
シンスプリントの最大の原因は、運動を過度に行い、脛骨に過剰な負荷をかけることです。
適切なウォームアップやコンディション管理がなされないと、筋肉や腱が固まってしまい、それが骨格、特に脛骨に過大な力を引き起こす結果、骨膜炎を発為することが多いです。
症状
シンスプリントの最も一般的な症状は脛の痛みで、運動の最初は耐えることができる程度であるものの、運動が続けられるにつれて痛みが悪化します。
また、痛みは走ったりジャンプしたりすると悪化し、安静時や歩行時では痛みをほとんど感じません。
検査方法
シンスプリントの診断にはまず、患者の自覚症状の聴取が行われます。
また、脛骨周囲への圧迫痛や打診痛が見られ、脛骨下3分の1部位で痛みを訴える患者はシンスプリントの可能性が高いとされています。
超音波検査やMRIを用いての詳細な検査も行われることがあります。
診断方法
シンスプリントの診断方法は、まず患者の症状や運動習慣、靴などを詳しく聞き取ります。
体格検査では、腓骨筋膜や脛骨の痛みを確認し、特に脛骨の中央部から下部にかけての前面が痛む場合、シンスプリントである可能性が高いとされます。
必要に応じてX線検査やMRI、骨折を除外するための超音波検査も行われます。
治療方法
治療法としては、まず安静にすることが最も重要です。
患部への冷却やNSAID(非ステロイド性抗炎症薬)の内服が指導され、痛みが引くまでの運動制限が必要となります。
その後、筋力をつけるためのリハビリが始まり、各筋肉のストレッチングやトレーニングが順次行われます。