乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)はこんな病気
乳幼児揺さぶられ症候群(Shaken Baby Syndrome、以下SBS)は、乳幼児を強く揺さぶることで起こる脳損傷のことです。
これは、乳幼児の頭が非常に大きく(体重の25%を占める)一方で首の筋肉が発達していないため、強く揺さぶられると脳が頭蓋骨の中で激しく揺れ動き、脳に損傷を与える可能性があります。
原因
SBSの主な原因は、保護者や世話人がストレスや不安感を抱く中で、泣きやまない乳幼児を強く揺さぶる行為です。
症状
SBSの典型的な症状として、意識の低下、異常な眠気、発作、呼吸困難、体の筋肉の緊張の低下(筋弛緩)、視覚異常が挙げられます。
検査方法
SBSの疑いがある場合、まず物理的検査により外部から観察できる明らかな外傷や損傷を確認します。
頭蓋骨のX線撮影やMRI、CTスキャンが用いられます。
診断方法
SBSの診断は、こういった症状の存在と、保護者や世話人からの詳しい事情聴取、そして画像検査により確認される脳の損傷から行われます。
治療方法
SBSの治療は、その損傷の程度と領域によりますが、直ちに緊急手術が必要となる場合もあります。
また、長期的なリハビリテーションが必要となる場合もあります。