急性硬膜下血腫はこんな病気
急性硬膜下血腫は、脳とその周囲の保護膜である硬膜と脳脊髄液が流れる隙間の間、つまり硬膜下に血腫(血液がたまること)が生じる病態です。
高齢者やアルコール依存症者に多く見られる脳の病気で、軽度の頭部外傷で硬膜下血腫が生じ易いことが特徴です。
原因
急性硬膜下血腫は、主に頭部に負った外傷が原因となります。
特に、転倒や交通事故などによる頭部打撲は急性硬膜下血腫の主な原因です。
また、高齢者の場合、血管がもろくなるため軽度の外傷でも発症します。
症状
急性硬膜下血腫の初期症状は頭痛、吐き気、意識低下などです。
さらに重症化すると片麻痺や言語障害、意識障害などの神経学的症状が見られるようになります。
検査方法
主な検査方法はCTスキャンやMRIなどの画像検査です。
これらは脳の詳細な構造を見ることができ、血腫の位置や大きさを正確に把握するために用いられます。
診断方法
硬膜下血腫の診断は、患者の症状や身体検査の結果を基に初期診断が行われ、CTスキャンやMRIなどの画像診断で確定診断されます。
治療方法
急性硬膜下血腫の治療は、主に手術が行われます。
手術により硬膜下の血腫を取り除き、圧迫されていた脳組織の圧力を解消します。