たこつぼ型心筋症はこんな病気
たこつぼ型心筋症は、心電図や心エコーによる診断結果が心筋梗塞に類似するが、冠動脈造影(心臓の血管を調べる検査)では心筋梗塞の原因となる冠動脈の閉塞が見つからない疾患です。
急激なストレスを受けた際に発症する事が多く、その名の通り、心臓全体がたこつぼのように広がった形になるためこの名前がついています。
原因
ただし、その原因は明確には分かっていません。
急激なストレスを引き金とすることが多い為、身体の自律神経が過剰に反応し、心臓に緊張や痛みを引き起こし、左心室の一部が拡張することが原因であると考えられています。
症状
たこつぼ型心筋症の主な症状は、胸痛、呼吸困難、意識障害など、心筋梗塞と酷似した症状が多いです。
これらの症状は急激なストレスや激しい運動等を受けた後に現れることが一般的です。
検査方法
心電図や心エコー、冠動脈造影が主な検査方法です。
血液検査を行い心筋症の兆候を確認することもあります。
診断方法
診断は、症状や心電図、心エコーの結果から心筋梗塞の疑いがあると判断され、その上で冠動脈造影により心筋梗塞を引き起こす冠動脈の閉塞が見つからない場合にたこつぼ型心筋症を疑います。
治療方法
治療については、まずは心臓に負担をかけないように安静にすることが大切です。
また、心筋症が引き起こされた原因となるストレスを取り除くことや、心臓の機能を正常化させる薬物治療等が行われます。