虫垂炎はこんな病気
虫垂炎は、虫垂(主に大腸の一部)の壁が炎症を起こし膨張する病気です。
急性の場合は激しい痛みが現れ、治療を怠ると壁が破裂し腹膜炎を起こす危険性があります。
また、慢性の場合は繰り返し発症します。
原因
一般的に、虫垂炎の原因は食物や便の塊が虫垂の出口を塞ぎ、内部に病原体が繁殖することによる感染です。
途中で閉塞が解消されれば自然治癒することもありますが、長く閉塞が続くと虫垂内部での圧力上昇と虫垂壁への血流障害を起こし、これが虫垂炎を引き起こします。
症状
虫垂炎の初期症状は急に始まる腹痛で、特に右下腹部の痛みが特徴的です。
また、食欲不振、嘔吐、高熱などの症状も現れます。
急性虫垂炎では、数時間から1日以内に症状が現れ、放置すると虫垂が破れてしまうこともあるため、早めの診断と治療が重要です。
検査方法
虫垂炎の検査方法としては主に身体の診察と血液検査があります。
特に右下腹部の触診は重要です。
これは、虫垂炎が疑われる場合、ほとんどの人が右下腹部に強い痛みを感じるためです。
また、血液検査では白血球数の増加を確認します。
さらに、超音波検査やCTなどの画像診断も行われることが多いです。
診断方法
虫垂炎の診断は、主に医師による直接診察と、血液検査、超音波やCTスキャン等の画像診断によって行われます。
腹部の触診で痛みが確認され、血液検査で白血球の数が正常よりも高い場合などは虫垂炎の可能性が高いと判断されます。
治療方法
虫垂炎の主な治療法は、炎症を起こした虫垂の切除手術(虫垂切除術)です。
急性虫垂炎ならびに複雑な虫垂炎の場合、可能な限り早く虫垂を切除することが推奨されます。
無症状または軽度の慢性虫垂炎の場合、抗生物質による治療を試みることもあります。
予防基礎知識
虫垂炎の予防の基礎知識としては、食生活のバランスを保つことや、便秘を避けることが重要です。
便秘を繰り返すと、硬化した便が虫垂の出口を塞ぎ、虫垂炎の原因になる可能性があります。
食物繊維を多く含む食事を摂り、水分を十分にとることで便秘を予防し、それを通じて虫垂炎を予防することが可能です。
効果的な食事
虫垂炎の予防になる食事としては、食物繊維を多く含む食事が挙げられます。
具体的には、野菜や果物、全粒穀物、豆類などがあります。
これらに含まれる食物繊維は、腸を活発に動かし便秘を予防します。
さらに、十分な水分摂取も大切です。