成人スチル病はこんな病気
成人スチル病は自己免疫性疾患のひとつで、全身的な炎症を伴った難治性の疾患です。
この病気は原因不明の発熱、関節痛、唾液腺やリンパ節の腫れ、そして皮膚疹などを引き起こします。
さらに、肝臓や脾臓の機能も影響を受けることがあります。
最も特徴的な症状は高熱と皮疹であり、これらの症状が突然発症することが特徴です。
原因
成人スチル病の具体的な原因はまだ明らかにされていない状態です。
遺伝的要因や環境的要因、感染症などが一部関与していると考えられています。
自己免疫性疾患であるため、自己免疫異常が存在します。
つまり、体が自分自身を誤って攻撃することが結果として炎症を引き起こします。
症状
成人スチル病の症状は突然出現する発熱、関節痛、唾液腺やリンパ節の腫れ、疲労感、体重減少、胸痛、喉の痛み、皮疹などがあります。
これらの症状は個々の患者により異なり、その日々の強さも変わることが特徴です。
検査方法
血液検査、エコー検査、組織検査などが一般的な診断方法です。
白血球数やCRP(c反応性タンパク質)の数値が特異的に上昇することから発症が推測できます。
また、肝臓や脾臓の超音波検査や皮膚の生検検査も行われることがあります。
診断方法
成人スチル病は症状と検査結果に基づいて診断されます。
診断は一般的に除外診断として行われ、他の可能性のある疾患を排除した後に成人スチル病と診断されます。
特に重要なのは自己免疫疾患や感染症、がんなどをまずは除外することです。
治療方法
成人スチル病の治療は主に症状の管理と炎症の抑制が目的となります。
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、ステロイド、免疫抑制薬などが使われます。
効果が出ない場合や重症の場合には生物学的製剤の使用も検討されます。