ヘルパンギーナはこんな病気
ヘルパンギーナは、主に小児に発症する感染症の一種で、咽頭や口の粘膜に発疹、小水疱ができるのが特徴です。
通常は自己完結型であり、重症化することは少ないですが、小児期特有のセロタイプでは重症化する可能性もあるため、注意が必要です。
原因
ヘルパンギーナの原因となるウイルスは、コクサッキーウイルスA型やエンテロウイルス71型など、エンテロウイルス属に属するウイルスです。
このウイルスは、飛沫感染や接触感染により人から人へと伝播します。
症状
ヘルパンギーナの症状は、急な発熱と咽頭痛、飲食困難が主です。
口腔内を観察すると、口内や咽頭部に直径2-3mm程度の白い水疱が確認できます。
その他、嘔吐や下痢もみられることがあります。
検査方法
ヘルパンギーナの検査方法は主に臨床的な診断が主ですが、確定診断にはウイルスの検出が必要となります。
ウイルスの検出には便や唾液を用いたPCR検査が一般的です。
診断方法
ヘルパンギーナの診断は、主に症状と口腔内の所見に基づいて行われます。
発熱と典型的な口腔内所見がある場合、ヘルパンギーナを疑います。
確定診断にはウイルスの特定が必要となります。
治療方法
ヘルパンギーナの治療法は主に症状緩和が目的で、解熱鎮痛薬で症状を緩和します。
食事が摂れない場合は、経口補水液の補給を行います。
ウイルス性の疾患であるため、抗生物質の投与は行われません。