ばね指はこんな病気
ばね指(弾発指)は、指の曲げ直し動作がスムーズに行えない病気です。
特に指を曲げようとすると、抵抗を感じた後で急に動くことからこの名前がつきました。
具体的には、手のひら側にある腱と腱が通るトンネル(腱鞘)との間に摩擦が生じて腱がスムーズに滑らなくなることが原因となります。
原因
ばね指の原因は、腱鞘内の腱が何らかの原因で厚く、硬くなり、この腱が正常に滑らなくなることです。
特に力を入れて物を握ったり、長時間同じ動作を続けたりすると腱に過度なストレスがかかり、この状態が続くと腱と腱を覆っている腱鞘の間に摩擦が生じ、腱が腱鞘内をスムーズに滑らなくなります。
症状
ばね指の主な症状は、指の曲げ伸ばしに違和感を感じることや、指を動かすときに痛みを伴うことです。
さらに進行すると、指が曲がった状態から一度は動かなくなり、その後急にひっくり返る、「ばね」のような動き(弾発現象)を示すことが特徴的です。
最初は朝や長時間指を使わない間は固まり、動かし始めると良くなることが多いですが、状態が悪化すると常時痛みを伴うようになります。
検査方法
ばね指の診断は、主に医師の診察及び患者の訴えに基づいて行われます。
診察では、指の動きをチェックしたり、指を曲げ伸ばしすることで痛みや、固まってしまう現象(弾発現象)を確認します。
場合によっては、エックスレイ(X線写真)や超音波などによる画像診断も行われることがあります。
診断方法
ばね指の診断は、患者の訴えや医師の観察を基に行われます。
医師は患者の指の動きを確認し、特に指を曲げ伸ばしする際の痛みや不自然な動き(弾発現象)があるかを見ます。
発生原因や状態により、MRIや超音波検査を行うこともあります。
治療方法
ばね指の初期段階では、指の安静化や湿布、ステロイドの局所注射などによる治療が試みられます。
しかし、これらの非手術療法が効果を示さない場合や症状が重度の場合には、手術により腱と腱鞘の間の摩擦を除去する手段がとられます。
手術は全身麻酔無しで行われ、通常30分程度で完了します。