くる病はこんな病気
くる病は主に赤血球が正常に運ばれない状態による神経系の病気で、記憶力の低下、歩行困難、手足のしびれなどの症状が見られます。
最終的には意識障害に至ります。
原因
原因は、体内にビタミンB1(チアミン)が不足することで赤血球の供給が十分に行われず、神経細胞が損傷することによります。
ビタミンB1は主に食事から摂取しますが、偏食やアルコールの摂取により摂取が不足したり排出が増えたりする事が原因とされています。
症状
初期症状としては、記憶力の低下、頭痛、食欲不振、吐き気などが見られます。
進行すると歩行困難や手足のしびれ、視覚障害などの神経系の症状が現れます。
検査方法
血液検査によりビタミンB1の不足を確認することができます。
また、自覚症状や体の動きを見る臨床検査も行われます。
診断方法
診断は主に症状と血液検査によるビタミンB1の測定結果から行います。
神経学的な症状が見られ、ビタミンB1が不足している場合にくる病と診断されます。
治療方法
治療はビタミンB1の補給が主になります。
早期に発見すると食事からのビタミンB1摂取を増やすことで改善が見られますが、進行してしまった場合では点滴による投与が必要となります。