SARS(重症急性呼吸器症候群)はこんな病気
重症急性呼吸器症候群(SARS)は伝染性の高いウイルス性疾患です。
2002年に中国で初めて発生し、全世界に拡大。
感染者は主に肺に重篤な炎症を引き起こし、急性呼吸不全を一因とする致命的な症状を引き起こすことがあります。
原因
SARSはコロナウイルス属の一種であるSARS関連コロナウイルス(SARS-CoV)によって引き起こされます。
人から人への感染は主に飛沫感染により起こります。
症状
SARSの初期症状には発熱、頭痛、咳、喉の痛み、筋肉痛らがあり、数日後に重度の肺炎を伴い呼吸困難に至ることがあります。
検査方法
SARSの診断には、PCR検染、抗体検査、ウイルス分離が用いられます。
これらの検査により感染の有無が確認されます。
診断方法
SARSの診断は、症状、患者の感染のリスク(SARSが流行している地域に訪れたり、SARS患者との接触歴)、放射線撮影による肺の変化、検査結果(PCR検査や抗体検査など)に基づいて行われます。
治療方法
現在は特定の抗ウイルス薬がなく、治療は主に症状の和らげるための対症療法、ならびに感染拡大防止のための感染制御が中心となります。