膵臓(すいぞう)がんはこんな病気
膵臓がんは、体内で消化酵素を作り出す膵臓に発生する非常に危険な疾患です。
その進行が早く、病変の位置が深いために、手術による治療が難しいのが特徴です。
早期発見が困難で、かつ治療が難しいことから、5年生存率が非常に低いという恐ろしい疾患です。
原因
膵臓がんの原因は多岐にわたり、遺伝的な要素や生活習慣、特定の疾患の影響などが考えられます。
喫煙や肥満、飲酒、高たんぱくな食事、長時間の糖尿病などがリスクとして指摘されています。
症状
膵臓がんの初期症状はほとんどありませんが、進行すると上腹部痛や腰痛、食欲不振、体重減少、黄疸(肌や目の白身が黄色くなる症状)、便の色や形状の変化などの症状が現れます。
検査方法
超音波(エコー)検査、腹部CT、MRI、膵管造影、内視鏡逆行性膵胆管造影(ERCP)などの影像検査が膵臓がんの診断に活用されます。
また、腫瘍マーカーの血液検査も行われ、CA19-9やCEAの上昇が確認されることもあります。
診断方法
CTやMRIなどの画像診断や腫瘍マーカーの血液検査により診断を行います。
さらに確定診断には腫瘍組織を採取するための内視鏡経由生検や手術が行われます。
治療方法
膵臓がんの主な治療法は手術、放射線療法、化学療法などがあります。
早期であれば手術による完全切除が可能ですが、進行期では病状の進展を遅らせることを目的とした化学療法や放射線療法が用いられます。
予防基礎知識
膵臓がんの予防には健康的な生活習慣を続けることが重要です。
喫煙や飲酒のやめ、体重を適切に維持する、食事はバランスよく栄養価の高いものを摂る等が考えられます。
効果的な食事
膵臓がんの予防に役立つ食事としては、食物繊維を豊富に摂ることで消化器系の健康を保つことが役立ち、果物、野菜、全粒穀物が推奨されます。
また、抗酸化物質が豊富な食事も有益で、ビタミンC、ビタミンE、カロテノイドを多く含む食事を摂ることも推奨されます。