膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)はこんな病気
膵管内乳頭粘液性腫瘍(Intraductal Papillary Mucinous Neoplasm, IPMN)は膵臓に発生する良性から悪性まで幅広い性質を持つ腫瘍です。
膵臓の管内に発生し、その管から粘液が分泌されるためこの名前が付けられています。
癌への進行リスクがあるため、早期の発見と適切な治療が求められます。
原因
IPMNの特定の原因は明らかになっていませんが、一般的に膵管が粘液で詰まることから形成されます。
加齢や喫煙、肥満、慢性膵炎、遺伝などがリスクとなると考えられています。
症状
IPMNの初期段階では特に症状がないことが多いですが、進行すると腹痛や腹部膨満感、体重減少、黄疸、便や尿の変化などが見られるようになります。
検査方法
IPMNの診断には、超音波検査やCTスキャン、MRIなどの画像診断が用いられます。
また、ERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影)やEUS(超音波内視鏡)といった精密な検査を行う場合もあります。
診断方法
診断は画像診断の結果と症状から行われます。
粘液の過剰分泌により膵管が拡張した場合や膵管壁に腫瘍が見られる場合などは、IPMNの可能性が高いとされます。
治療方法
治療法は病状や患者の全身状況などを考慮し、内科的治療、内視鏡的治療、外科的治療などが選択されます。