腸結核はこんな病気
腸結核は結核菌、特にヒト型のマイコバクテリウム・チューバクルーシスが小腸や大腸に感染した状態を指します。
通常、結核は肺に感染しますが、結核菌が血液に乗って全身に広がることがあり、その結果、腸が感染することがあります。
腸結核は全身性の結核症の中でも比較的稀で、より難治性の結核とされています。
原因
腸結核の原因は主に空気中の結核菌を吸い込むことにあります。
患者が咳やくしゃみをしたときに放出された結核菌を他の人が吸い込むと感染します。
また、結核菌が肺など他の部位から血液を通じて腸に達することもあります。
症状
腸結核の主な症状は腹痛や下痢、便秘などの消化器症状です。
また、全身症状として発熱や倦怠感、体重減少などがあります。
検査方法
腸結核の検査方法は、結核菌を検出するための結核菌培養、抗酸菌検査などが一般的です。
また、内視鏡検査やバリウム透視検査、CTやMRIなどの画像診断も行われます。
診断方法
腸結核の診断は結核菌の検出と影像診断により行われます。
また、症状が特異的でないため、感染状況や患者の体質、生活習慣などを総合的に評価します。
治療方法
腸結核の治療法は主に抗結核薬を使った治療(化学療法)です。
必要に応じて腸の手術も行われます。