胆石はこんな病気
胆石は、胆嚢や胆管に生じる固い結石状の物質で、胆汁中の成分が過剰に濃縮され結晶化することにより形成されます。
その大きさは僅かなものから数センチメートルにもなることがあります。
長い間無症状であることが多いですが、胆石が胆嚢や胆管の出口を塞ぐと強い疼痛を引き起こしたり、胆嚢炎、胆管炎、膵臓炎を引き起こす可能性があります。
原因
胆石の主な原因は、胆汁の成分が不均衡になることです。
特にコレステロールの過剰な存在が胆石の形成につながります。
その他肥満、発症させる特定の食事、急速な体重減少、あるいは糖尿病など特定の疾患や状態も胆石のリスクを高めます。
症状
胆石の主な症状は右肋骨下や右上腹部の疼痛です。
その他、食事後の不快感、吐き気、嘔吐、胃の膨満感や脂肪便などを引き起こすことがあります。
また、痛みはしばしば数時間持続し、背中や肩に放散することもあります。
検査方法
胆石の検査方法は複数あります。
主に超音波検査が使用され、胆石の位置や大きさ、数を評価できます。
他にもMRI、CTスキャン、胆汁造影といった画像診断が行われることもあります。
診断方法
胆石の診断は、通常、患者の症状、聴診、触診による物理的診察、および検査結果(特に超音波検査やCTを用いた画像診断)を元に医師が行います。
そこから石がどの程度胆汁の流れを妨げているか、内臓への損傷の有無などを評価し、治療方針を決定します。
治療方法
胆石の治療方法は、症状や胆石の大きさ、位置によります。
無症状の場合は治療の必要がないこともありますが、痛みや合併症がある場合は、薬物療法や術後観察、または手術(胆嚢摘出術)が必要となることもあります。