破傷風はこんな病気
破傷風はクロストリジウム・テタニという細菌の産生する神経毒素により引き起こされる感染症です。
この神経毒素は、神経に働きかけて筋肉の痙攣を引き起こすため、病気の進行により全身の筋肉が硬直します。
原因
破傷風の原因となるクロストリジウム・テタニは、土壌や塵、動物の糞などに広く存在しています。
人間が傷口などからこれらの細菌を体内に取り込むことにより破傷風に感染します。
症状
破傷風の初期症状としては、口の痛みや食欲不振、喉の痛みなどがあります。
進行すると顎が固まる(顎硬直)、痙攣発症、体が強直するなどの症状が現れます。
検査方法
破傷風の検査方法は特に確立されていません。
ほとんどの場合、患者が呈する症状や、傷ついた部位の状態などから診断します。
時折、細菌の培養試験を行いますが、結果が出るのは1~2週間かかります。
診断方法
破傷風の診断方法は、主に症状から判断されます。
血液検査や神経学的検査、筋電図なども行いますが、陽性反応が出ることは稀です。
治療方法
破傷風の治療法は、抗生物質と破傷風抗毒素の投与、バルブローブロック(痙攣を抑える薬)、呼吸の支援などがあります。