直腸がんはこんな病気
直腸がんは、大腸の最下部にあたる直腸部分の粘膜から発生する悪性腫瘍(がん)のことを指します。
進行が順調であれば、便が体外に排泄する道として機能しますが、がんが発生すると排泄の妨げとなることがあります。
直腸がんは、大腸がんの中でも特に発生率が高い部位であることが知られています。
原因
直腸がんの主な原因は生活習慣や遺伝的要素です。
食生活は大きく関わっており、特に肉類や脂肪分の多い食事を多く取ることがリスクとされています。
加えて、遺伝的な要素も存在し、親や兄弟が直腸がんであった場合、リスクが高まるとされています。
症状
直腸がんの初期の症状は、下血や黒い便、鉛筆便と呼ばれる細い便、便秘や下痢の繰り返し、便通過障害、貧血、体重減少などがあげられます。
しかし、これらの症状は他の病気でも現れる可能性があるため、確定的な診断は医師による診察や検査が必要となります。
検査方法
直腸がんの検査方法は主に大腸内視鏡検査と便潜血検査があります。
大腸内視鏡検査は直腸内部を直接視覚化し、がんの有無や進行具合を確認する効果的な方法です。
一方、便潜血検査は便に見えない血液を探すことで、早期の直腸がんを見つけることができます。
診断方法
直腸がんの診断は、上述の大腸内視鏡検査によって行われます。
その際、疑わしい部位から組織を採取し、病理検査でがん細胞の存在を確認します。
また、全身のCTスキャンや超音波検染などを行い、転移の有無を調べることも多いです。
治療方法
直腸がんの治療法は、そのがんの進行具合や患者の状態により異なります。
早期であれば切除手術や内視鏡手術が主に行われる一方、進行がんの場合は化学療法や放射線療法が行われることが多いです。
また、転移や再発が認められた場合にはそれぞれに対応した治療が行われます。
予防基礎知識
直腸がんの予防には、食生活の改善が重要とされています。
特に、肉類や脂肪分の多い食事は控えめにし、野菜や海藻などの食物繊維を多く含む食事を心がけることが好ましいです。
また、適度な運動も大腸がんの予防に役立つとされています。
効果的な食事
直腸がんの予防になる食事は、食物繊維が豊富なものです。
例えば、野菜や果物、豆類、海藻などが挙げられます。
また、抗酸化作用を持つビタミンCやEを多く含む食材も効果的です。