多発性のう胞腎はこんな病気
多発性のう胞腎は、両側の腎臓に無数のう胞が形成される進行性の疾患で、これらのう胞により腎の正常な組織が次第に壊れていき、時間とともに慢性腎臓病が進行します。
進行すると腎不全に至るケースがあり、特に慢性腎臓病の最終段階である末期腎不全になると、透析や腎移植治療が必要になります。
原因
多発性嚢胞性腎臓病は、主に遺伝的な要因により発症します。
具体的には、PKD1遺伝子やPKD2遺伝子の変異が原因とされています。
症状
多発性のう胞腎は初期の段階では特に症状が現れないケースが多いため、早期発見が難しいとされています。
病気が進行すると、血尿、腹痛、腹部の膨らみ、頻尿、脇腹の痛みや背部の痛み等の症状が現れる事があります。
検査方法
多発性のう胞腎の診断には、主に超音波検染やCT、MRIなどの画像診断が用いられます。
これらの検査により腎臓にう胞が存在するか、その数や大きさ、配置等を確認します。
診断方法
診断は、腎臓の形態や胞の大きさ、数を確認する超音波検査、CT、MRIによって行います。
加えて、遺伝子検査によってPKD1遺伝子またはPKD2遺伝子の変異も確認されます。
治療方法
多発性のう胞腎は、治癒する治療法は現在の医学では存在しないとされています。
治療の基本的なアプローチは、病状の進行を遅らせ、症状を和らげることに重点が置かれています。
医薬品療法としては高血圧の管理、痛みの管理、感染症の予防と治療等が行われ、進行が進んだ場合は透析や腎移植が考慮されます。