ヘリコバクター・ピロリ菌感染はこんな病気
ヘリコバクター・ピロリ菌は、胃酸の強い環境でも生息できる細菌で、胃の内壁に付着し、胃炎や胃潰瘍、胃がんなどの原因となります。
感染した人は胃酸分泌量が増え、組織を破壊することで胃を荒らします。
原因
感染経路はまだ明らかでないものの、食事を通じて感染する可能性があるとされています。
また、家庭内感染や感染地域への旅行、衛生環境の悪さ(汚水を介した感染)なども感染原因とされています。
症状
多くの人が感染していても無症状で特に何も感じないケースが多いですが、感染後に胃炎等に進行すると不快感や胸やけ、腹痛、消化不良、悪心、嘔吐、食欲不振等の症状が表れます。
検査方法
血液検査、呼吸検査、便検査、内視鏡検査などがあります。
また、胃の組織に直接ピロリ菌自体を見つける組織検査もあります。
診断方法
症状に基づいて予測するのではなく、上記のような具体的な検査を行うことでピロリ菌感染の診断が確定します。
治療方法
ピロリ菌感染の治療は、いわゆる「三種類の薬のトリプルセラピーや四種類の薬のクアドセラピーによる除菌」となります。
具体的には、プロトンポンプ阻害薬という胃酸の分泌を抑える薬と、抗生物質2種類を一緒に使います。