非結核性抗酸菌症はこんな病気
非結核性抗酸菌症(NTM症)は、病原性を持つ非結核性抗酸菌(NTM)が体内に感染することで起こる感染症です。
肺が主な感染部位で、深刻な呼吸器疾患を引き起こすことがあります。
結核と似ているため、診断が難しく、適切な治療が求められます。
原因
人に感染する非結核性抗酸菌は、主に自然界に広く存在しています。
土壌や水源、空気中に存在し、これらを吸い込むことで感染します。
加えて、個々の免疫力の低下や、慢性的な肺疾患を持つ人が感染しやすいとされています。
症状
非結核性抗酸菌症の症状は結核ととても類似しています。
具体的には、せき、痰、微熱、体重減少、食欲不振といった一般的な感染症の症状があります。
肺病変が進行すると呼吸困難や、呼吸器症状が現れます。
検査方法
非結核性抗酸菌症の診断は、痰や吸引液の培養によって行われます。
これらの試料から非結核性抗酸菌が増殖すると診断されます。
また、胸部X線やCTで異常影を確認することもあります。
診断方法
非結核性抗酸菌症の診断は、症状、放射線学的所見、微生物学的所見から総合的に行われます。
特に、痰や吸引液の培養と抗酸菌塗抹を行い、非結核性抗酸菌の存在を確認します。
治療方法
非結核性抗酸菌症の治療は、主に抗生物質による長期の薬物療法です。
薬物治療が効果を発揮しない場合や、病変が進行している場合には、外科的手術が行われることもあります。