腸腰筋膿瘍はこんな病気
腸腰筋膿瘍は、腸腰筋(腹腔の後方にある筋肉)の内部に膿瘍(細菌の感染による膿んだ組織)が形成される疾患です。
腸腰筋は腰椎と骨盤の間に位置しており、膿瘍は通常、腹腔内の感染または尿路の感染が広がった結果として発生します。
原因
一般的に、腸腰筋膿瘍は間接的に感染症によって引き起こされます。
これは通常、消化器系、尿路系、または皮膚の感染症によるもので、感染は血液流を通じて腸腰筋に広がり、膿瘍を形成します。
症状
腸腰筋膿瘍の初期症状として最も一般的なものは、腰痛または腹痛です。
これは通常絶えず存在し、体位の変化によって悪化することがあります。
また、感染が進行すると発熱、体重減少、吐き気、尿路感染症の症状などが見られることがあります。
検査方法
通常のCTやMRIなどの画像診断が腸腰筋膿瘍の診断に役立ちます。
これらの試験は膿瘍の位置、大きさ、及び周囲の組織への影響を詳細に評価することが可能です。
また、血液検査が用いられることもあり、患者が感染に対する免疫反応を示しているかどうかを確認します。
診断方法
腸腰筋膿瘍の診断は非常に困難であり、画像診断と臨床症状の評価によって行われます。
血液検査結果と症状から初期診断が行われ、その後MRIやCTスキャン等が行われることが一般的です。
治療方法
治療法は通常、抗生物質の長期投与と膿瘍の切開・排膿が必要となります。
感染が広範囲に及んでいる場合や、治療に抵抗性のある感染が存在する場合は、手術が必要になることもあります。