胆道がんはこんな病気
胆道がんは、胆道の細胞が異常に増殖し、腫瘍となる病気です。
胆道は肝臓でつくられた胆汁を膵臓とともに十二指腸に送る管状の組織で、体内の脂肪を分解・吸収する助けとなります。
胆道がんは全てのがんの中で非常に珍しく、全がんの約0.2~0.3%とされています。
原因
胆道がんの具体的な原因はまだ完全には解明されていませんが、胆石症や原発性硬化性胆管炎、胆道閉鎖症などの胆道に異常を引き起こす疾患と接続されていると信じられています。
また、糖尿病や肥満、過剰なアルコール摂取、タバコの使用などのライフスタイルも寄与すると認識されています。
症状
胆道がんの初期の症状は、胸や背中の痛み、黄疸(肌や目の白目部分が黄色くなる)、食欲不振、体重減少、便の変色(淡い色)、尿色の変化(濃い色)、疲労感、体のかゆみなどです。
検査方法
胆道がんの検査方法は、まず血液検査が行われます。
特に肝機能試験は胆道を閉塞させるため、胆道がんを検出する最初の手がかりとなります。
さらに、超音波検査、CTスキャン、MRIなどの画像検査も広く用いられます。
診断方法
胆道がんの診断方法は上述の血液検査や画像検査に加え、内視鏡による直接的な視認や検体採取が行われます。
特に、胆管鏡や内視鏡超音波検査(EUS)などは胆道の異常を直接確認できます。
また、生検(組織の一部を取って顕微鏡でチェックする)を行う場合もあります。
治療方法
胆道がんの治療法は、がんの種類や大きさ、がんの進行度、患者の健康状態によります。
主な治療方法としては手術、放射線療法、化学療法などがあります。
また、パリオドドレナージや経皮的胆管ドレナージなといった症状を緩和するための対症療法も行われます。