歯牙腫はこんな病気
歯牙腫とは、歯や顎骨の深部に発生する良性の腫瘍のことを指します。
これは顎骨内の歯胚組織が発育途中で異常な増殖を始め、大きな塊となって顎骨を膨らませる病状です。
この腫瘍は、外見上は正常な健康な歯に見えますが、X線検査では歯と異なる特殊なパターンが見られます。
原因
特定の明確な原因はまだ不明ですが、歯の形成過程での異常な細胞分裂や歯胚細胞の異常な分化が影響していると考えられています。
また、遺伝的な要素や外傷なども原因となることがあります。
症状
歯や口腔内の違和感、顎部の腫れや痛み、咀嚼・言語・呼吸の困難、歯の変位や萎縮などが主な症状としてあげられます。
進行すると顔面の非対称性や歯の間隔の異常などが見られることがあります。
検査方法
口を開けての視覚的な検討、口腔内の触診、顎骨や歯牙領域のパノラマX線撮影やCTスキャンなどを用いて診断が行われます。
また、必要に応じて組織のバイオプシーを行うこともあります。
診断方法
症状と医療画像から、他の口腔疾患と異なるパターンを持つ腫瘍が歯牙腫であると診断されます。
組織を取るバイオプシーが必要な場合もあります。
治療方法
治療は主に腫瘍の完全な切除です。
腫瘍が大きい場合には顎骨の一部を切除することもあります。
家庭に戻る前に口腔サージオンと話し合うことで、どのように飲食や話す能力が回復するか了解することが重要です。