不眠症はこんな病気
不眠症は、質的にも量的にも入眠や維持が困難であり、昼間の機能が低下する睡眠障害の一種です。
具体的には、適切な時間と機会に十分な睡眠が取れない(量的問題)、睡眠の質が悪く、疲労感が残る(質的問題)いずれか、または両方が当てはまります。
原因
不眠症の原因は多様で、生活習慣の乱れ、ストレス、物理的、精神的な疾患、薬物の使用などが主な原因です。
さらに、年齢とともに深部睡眠が減少することや、更年期障害、神経因性疼痛なども影響します。
症状
不眠症の症状は、入眠困難、安眠できない、早く目が覚めるなどの睡眠に関する問題、昼間の疲れや眠気、集中力低下、いら立つ感情、頭痛などの身体的、精神的な問題があります。
検査方法
不眠症の検査方法としては、睡眠日記の作成、アクチグラフィー(活動計測)、ポリソムノグラム(睡眠検査)などがあります。
これらを元に、患者の睡眠パターンと可能な問題を理解し、正確な診断を立てます。
診断方法
不眠症を診断するには、患者の医療歴や睡眠歴を詳しく把握し、睡眠日記やアクチグラフ、ポリソムノグラムなどの検査結果を分析します。
その上で、不眠症の定義に当てはまり、他の睡眠障害や医療疾患、精神疾患、薬物関連の原因が否定できれば、不眠症と診断されます。
治療方法
不眠症の治療法は、原因により異なります。
主には、行動療法(睡眠衛生の改善、認知行動療法など)、薬物療法(心地よく眠るためのスリーピングピル)、リラクゼーション療法(深呼吸、筋肉緩和など)があります。