疥癬はこんな病気
疥癬は、ヒトスカビという寄生虫が人間の皮膚の角質層に侵入することで発症する皮膚病です。
皮膚が赤く湿疹のようになり、激しいかゆみを伴うことが特徴です。
原因
疥癬の原因は、ヒトスカビという寄生虫です。
ヒトスカビは人間から人間へ皮膚から皮膚へ直接接触することで感染します。
特に密接なスキン・スキンコンタクトがあり、手足や体幹など全身どこでも感染します。
症状
疥癬の症状は、皮膚にあらわれる激しいかゆみが特徴です。
特に夜間にかゆみが増す傾向があり、紅班や水疱、浮腫などの皮疹から、皮膚の湿疹や膿疱を伴うこともあります。
検査方法
疥癬の検査は、皮膚を顕微鏡で観察してヒトスカビの存在を確認する方法があります。
さらに、皮膚にスクレーピング(かき取って集めたもの)を行ったり、透明テープを張り付けてヒトスカビを採取する方法も一般的です。
診断方法
診断は、患者の症状と体のどの部分がかかっているのか、疫学的背景(生活習慣や最近の行動)、皮膚のレーザー顕微鏡検査や組織検査など、複数の情報を元に行われます。
そして、すべての情報が一致した場合に、疥癬と診断されます。
治療方法
疥癬の治療は、主に外用薬と口服薬で行われます。
外用薬としては、殺虫・殺菌作用のある塗り薬やローションが使われます。
また、口服薬としては、ヒトスカビを殺す効果があるイベルメクチンが使用されます。